弘前田舎館村の田んぼアートあなどるなかれ
田んぼアートって知ってますか?
先日、奥さんに誘われて観に行ってきました。
どうせ、アレでしょ、ミステリーサークル的な絵なんでしょ。
と思っていたんです。
ところが、どうでしょう。
その大きさ、色数、精度…驚きです。
シンプルって強い!
この絵柄になるように植えてるんですよ!
(絵柄の下には、Facebookのいいねマークまでデザインされています。笑)
そしてなんと一時間半待ち。という人気。
(この立て看板の手作り感も、なんだか応援したくなります)
そして、この図案、毎年違うものを創っているそうで、今年で20回目。
すごい根性です。
(今年の図柄は、花魁〈おいらん〉とマリリン・モンロー…美しい女性または、あまちゃんにあやかって『アイドル』というのがテーマなのでしょうか)
結局、町おこし的なことをやる時、
何か目新しいモノを何処かから持ってくるだけではダメなんだということを感じさせられます。
その土地にあるモノを、違った視点ですくい上げる。すんごい考えたんだろうな。
実現化したのはすんごいパワーが必要だったんだろうな。と、
しみじみと感心してしまったのでした。
収穫した米でお酒まで創ってしまうあたり、タダでは転ばない精神というか…ど根性がありますね。
ちなみに『だぐ』というのは津軽弁で、『酒』のことだそうです。
徹底的に楽しんでいる様子が伝わってきます。
大切です。
ZU
⌘概要
1993年、青森県南津軽郡田舎館村(いなかだてむら)が村起こしの一つとして、田舎館役場裏手の田んぼで始められた。田んぼをキャンバスに見立て、現代の米と「古代米」と呼ばれる古代に栽培されていた色の異なる稲(7色9種類)を使って、巨大な絵を作る。近年では他の地域でも行なわれている。