青森

農作業の合間に食べるお菓子を『こびり』という。ちなみに10時と15時がこびりタイム。〈青森県南部地方の方言〉

農作業の合間に食べるお菓子やおやつタイムのことを
 
青森県南部地方では、
『こびり』という。
ちなみに10時と15時がこびりタイム。
『小さな昼』コビルが変化して「こびり」になった説をよく耳にします。
場所によっては「こびりっこ」とも呼ばれていたり。

ノラさん
ノラさん
3時のおやつの事だニャ
まさしく方言ですね。
図郎さん
図郎さん
東京じゃ聞いたことのない単語ですね

バナナもお菓子に入る

飲み切れる250ml缶がスタンダード。

そして、レアな地方ローカル菓子パンだらけです。

写真だけ見ると、宴会みたいですね。

字子さん
字子さん
農作業の合間の大事な栄養補給です!

出てくるおやつは、かっちゃ(母)たちの好みによるところが多いが、
大体は甘い系としょっぱ系に2分すると思う。

甘い系だと、ご当地パン(菓子パン)餡子が詰まってるものやクリームパン。

しょっぱ系だと、代表選手が「イカのあたりめ」とか「ビーフジャーキー」などの乾物系が多い。

個人的にはちょっとしっとりしている潤い系があるとつい手を伸ばしてしまう。(クリームパンとかバナナとかね)

青森県のご当地パン・ローカルパン/お菓子

イギリストースト

なかよし

みしまサイダー

南部せんべい

南部せんべいの耳

黒にんにく

 

余談

以前、酒蔵で働いたことがあったのですが、 作業の合間、10時と15時に小さな休憩がありました。 まさに「こびり」タイム。 みんなで集合して、ちょっとしたお菓子を食べながら、お茶を入れて啜っていました。 その昔、蔵人たちの多くは閑散期を迎えた農家の人たちが、収入源として酒蔵で冬の期間だけ「蔵人」として酒を作っていたので、 農作業の文化から普通に流れてきたんだろうなとしみじみ思うのでした。 酒造りの道具には、農業と同じ形をした道具も多いですしね。

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