無事、初?の個展、終了しました。
まずは、この場を借りて、お礼申し上げます。
ご来展、ありがとうございました。
さて、渡部環境建築設計事務所さんが、自宅と事務所をお引越しし、その横に併設したギャラリーWAA。
そのロゴマークのデザインと、看板(のれん)の制作のご依頼を受けた。そして納品後、また新たなご依頼を受けた。それが、個展のお話であった。
企業に依頼されたお仕事としての展示や、また何人かの人たちと展示するグループ展の経験はあるが、個展は初めてだったかもしれない。
ギャラリーのこけら落とし、キックオフ、オーブニング…呼び方はたくさんあるけど、大切な行事であることに変わりはない。
それにお声をかけられ、背筋を伸ばして挑んだ。
『字と図の十点展』としてまとめることにした。 展示では、青森県十和田市移住七年目に入った我々字と図の軌跡の中で、特に外せない10点を展示してみた。(まだまだ入れたいモノはあったが…残念。またの機会に)十和田の十にかけてみたのである。 訪れてくれたお仲間が、嬉しい感想を述べてくれているので、紹介する。こういうのは自分で語るより、語られる方が、伝わるはずである。それがこれである。
【十和田市にまた、おもしろい場ができました】高坂さんは、『のへの』というフリーペーパーを発行している。自分が住まう地域を一回り拡大して、南部地域のコトモノヒトを独自の視点で編集している雑誌である。ぜひ、一読して欲しいです。おすすめです。 2つめの展示は、安斎さんのようです!お楽しみに
十和田市に移住した建築家 渡部さんご夫妻に出逢ったのはいつだっけ。
そう思うくらい、ご夫妻に仲良くさせていただいている。そして頼りにもなる。
僕の方が少し年上なんですけどね。
建築家にもいろいろなタイプがいると思う。
渡部さんは僕にとってはやわらかく、相手に寄り添いながら、一緒に考えて課題を解決するタイプな気がする。
気がするというのも、よくよく考えるとあまり渡部さんの仕事の話しはしていない。
そのくらい、幅広くいろいろ雑談をしている。
http://watabe-aa.com
そんなお二人が、自宅兼事務所の入り口にギャラリーをつくった。
「東北のしごと GALLERY WAA」。
https://www.facebook.com/東北のしごと-Gallery-WAA-113089023431329
東北をテーマにしたいろんなしごとを展示していくのだという。
第1回目の展示は、これまた十和田市に移住したデザイナーの吉田進さんご夫妻によるユニット「字と図」による「字と図の十点展」。
吉田さんはこのギャラリーのロゴデザインをしている。
https://www.facebook.com/JItoZU
http://jitozu.com
同じデザインをする人でも、僕と吉田さんはタイプが違う。
僕が編集的な視点、小難しくてわかりにくいこだわりが強いのに対して、吉田さんはチラシやポスター、パッケージなどの印象的なビジュアルを生みだす力がすごい。と思っている。
何をどうやったらこうなるんだろう。
自分には出来ない視点や技術を持っていて、どの仕事を見てもすごいなぁと思う。
褒めてばかりいると僕の仕事が減りそうなのでちょっと書くと、こっちの人からすると、ちょっと商売っ気があって押しが強い。
でも、それ以上に良い仕事をされている。
そしていろんな人にやさしく、デザインを楽しんでいるのが伝わる。
それはきっと、Uターンしてすぐの頃、この地でデザインの仕事は少ないだろうと酒造りの仕事をして、でもその時に、縁あってデザインの仕事をやらせてもらったら、それが今に繋がっている。
デザインの仕事を一度は諦めたからこそ、その仕事を続けられる喜びをわかっているし、人にやさしいのだと思う。
ギャラリーをつくり、まちに開く。
ちょっとでも気になったら行ってみて、デザインの世界や仕事をのぞいてほしいな。
建築家とも、気軽に話して欲しいな。高坂 真(Facebook記事より)