前回からの続き
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2日目
:3時30分に起床して、十和田湖へ出発!
ものすごい早起きは、予約していたカヌーのため。
数日前に予約済み。
▽3 十和田湖でカヌー
こちらで予約。
早朝カヌーツアー│十和田湖・奥入瀬・蔦の森のアウトドアを楽しもう!NExグリーンハウス(旧ノースビレッジ)
断然、早朝がオススメ!との記事を読み。
それならばと。早朝に挑戦。
ぎりぎりまで寝ていたかったのに、心配になったお義父さんが、大声でおこしにやってきました。
ワールドカップの早朝放送もあって、てんしょんがあげあげだった模様。
(愛ということでおさめます)
まだ夜があける前の田園風景の中を走り、向かいます。
心が踊る反面、自然恐怖症のわたしは、内心ビビっています。
(自然は大好きなんですけども、いかんせん都会生まれな者で、ひ弱です。
しかも、泳げないので、さらにビビっています)
現地に5:00集合なので、
辿り着けなかったら、どうしようという恐怖感にも煽られます。
しかし、すぐ分かりました。道路脇に立て看板が出ていました。
定刻前に到着!平日だし、早朝なので、道路も空き空きでした。
そして、今回、来たのはこの人!
見よ、この大自然を!
湖面を漂う霧も幻想的。
ガイドのらいおん丸さん曰く、
朝は、湖面も穏やかで、とにかく最高だ。とのこと。
この日は、とくに穏やかで、波一つたっていない美しいコンディションでした。
最高のコンディションです。
早速、注意事項やこぎ方のレクチャーなどを受けて、出発です。
今回はぼく、奥さん、むすめっこ、神馬くんの4人で参加。
2槽のカヌーで行きます。
ペアは、奥さん&ムスメっこの方にインストラクターのらいおん丸さんがつき、
もう一方が、ぼくと神馬くん。
通常、2人でひとつのカヌーを操り、
後には、パワーがあって、呼吸を合わせられる思いやりのある人、が乗るらしいのですが、
体重の重い、恐がりのわたしが自己解釈で、後に乗らせていただきました。(先頭こわいから)
さて、カヌーですが、呼吸を合わせるってのが、結構重要な乗り物であったりします。
これが非常に難しくて、まっすぐ進むのには、二人の息が合うことが不可欠だったりしますね。
二人のパドルを漕ぐ姿勢も、右なら右。左なら左で、パートを分けるんですね。
今回は、前に座る神馬くんが右手側、後の僕が左手側にパドルを持って漕ぎます。
そしてカヌー自体は、ものすごく軽く、陸に出す時も、ひとりでもずずーっと、引きずることもできるぐらい軽い。
軽いから、湖面では、体重をうまく使わないと、ひっくり返ります。
どしんと座っていれば、ほぼ大丈夫ですが、
ふたりが一緒に湖面の中を覗き込んだりすると、すかさずころんです。
ということで、こんなことをしたりあんなことをしたりした、(キャプションをご覧ください)
いい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
ほんとに、終わるのが名残惜しく、もう一回やろうかなと思ったぐらいです。
なんでも、紅葉のシーズンや、フルムーンカヌーなんてのもあるらしいので、また参加してみたいです。
フルムーンカヌーは、満月の日に、月明かりの下で漕ぐカヌー。なんともロマンチック。
堕ちたら、怖いけどね。でもライフジャケットがあるから大丈夫。
フルムーンカヌーは、通常メニューにないけど、繁忙期以外なら、オーダーに対応してくれるそうなので、
覚えておくとよいかもです。
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そして、今回のお値段ですが、
大人(高校生以上) ¥7,000
小人(中学生以下) ¥4,000
お一人でのご参加の場合、それぞれの金額に¥1,000追加となります。
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これを高いと思うかどうかは、体験すると分かりますよ。
余談ですが、自分でカヌーを持っていけば、費用ゼロで乗る事も可能だそうです。
が当然、自己責任ということになりますね。
*カヌーが怖い/苦手という人には代替案がありますよ。
十和田湖をボートで遊覧できる十和田湖マリンブルー
十和田湖マリンブルー 十和田湖遊覧と手作りアップルパイ
▽4 ランブリング
続いて、蔦沼散策(ランブリング)に連れて行きました!
と、ここで、カメラの充電がなくなってきたので、車にお留守番させることに。
約1時間ほど、山の中をぷらぷらと歩きます。(写真はこれまでに撮ったものから流用します)
▽5 蔦温泉
蔦沼周辺の散策から戻ってくると、
すぐそこには、温泉があります。
旅といえば、温泉は外せません。
特に十和田に来るなら。(十和田は有数の温泉街なのではないかと思うほど市内にも市外にも温泉場がありますよ)
http://tsutaonsen.com/senkyo_jp_top.html
蔦温泉では、立ち寄り入浴は、10時から入ることができますよ。
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⌘蔦温泉情報
立ち寄り入浴
大人600円/小人300円(小学生)
・ハンドタオル 250円 ・バスタオル(貸出し)500円
・浴衣 500円 ・入浴セット 1,000円
時間:10時~16時
※混み具合によっては繰上げて終了する事も有ります。
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女湯は1カ所しかありませんが、
男湯だけ、2カ所お湯があります。
朝行くと人も少なく、大概、温泉場は、貸し切り状態で入れるのがうれしい。
どっぷりと浸かって、
東京での疲れを癒してもらいます。
温泉内は、当然撮影禁止なので、絵がありません。
あの天井の高い空間をお見せできないのが残念。ぜひ、体験してください。
ひとっぷろ浴びて、ゆっくりします。
蔦温泉の休憩所が新しく改装されて、ドリンクバーとデザートがいただける癒し空間になっています。
水分を補給し、汗がひいたら、ランチへGO。
ここまでで午前が終了。続いて午後の部。
▽6 昼食
なるべく近場で、道すがら、寄れるところがないか。
東京からくる客人の場合、東京めいた食事はいかがなものかと思うので、
地産のモノを食わしたいがなかなかアイデアが浮かばず、
かろうじて思い出した、地産の野菜とピザがビッフェ形式でたくさん食べれるノースビレッジさんへ連れて行く事に。
十和田湖・奥入瀬渓流の石窯料理レストラン ノースビレッジ|設計図のない手作りの石窯
しかし、ビュッフェスタイルは休日だけの模様。
平日は、ランチメニューだけなんですね。
ランチでも野菜たっぷり食べられました。(ビュッフェよりは量も金額もコンパクトですが)
午後も傾いてきたので、ここから、少し早足。
▽7 星野リゾート奥入瀬渓流ホテル
せっかくなので、日本を代表するアーティストに触れてもらおうと、ノースビレッジのすぐ向かいにある渓流ホテルへ
時間があればぜひ、こちらに泊まってほしかった。
都会に疲れを癒すには十分のサービスが詰まっている。
つい先日、お泊まりした時の記事を書いているのでぜひ参考にしてください(前回記事)
さて、ここでお見せしたかったのは、これ。
巨匠 岡本太郎の作品。しかも遺作。
『森の神話』『河神』の2つがある。
巨大な作品は暖炉になっていて、主張してるのに協調もしているという、
なんとも不思議な存在だ。
このラウンジは、とても心地よくて、何時間でも寛げてしまう。
私自身、魅せられて、何度も足を運んでいる。
時間があれば、ゆったりお茶でもしたかったのだが、すでにお腹がパンパン。
次回に託し、約束を誓うのだった。
奥入瀬渓流ホテルの過ごし方|星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル|渓流沿い唯一の温泉旅館ホテル
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▽8 十和田市現代美術館
せっかくなので、続いてもアートに触れてもらう。
自然には結構触れてもらったので、かなりのギャップにもなって楽しいはずである。
何を隠そう十和田には現代美術館なるものがある。
ここを覗かずに帰ってもらうわけにわいかないのである。
こちらでは、美術ファンではなくとも一度は聞いたことがあるはずの『奈良美智』さんや『草間彌生』さん、『オノ・ヨーコ』さんといったビッグネームの作品にも触れる事もできる。
(意外と写真をとっていないことに気がつく…反省)
▼こちらは動画
現在は企画展『そらいろユートピア』が開催中。
また、美術館が提案する異色のアートツアー『青森・十和田“純朴編”アートな旅』も体験できる。
詳しくは現美HPをご覧ください。
towadaartcenter
▽9 アイスクリーム
実は十和田市内、市外、周辺と、アイスクリームが充実している。
美味しいアイスクリームを全部たいらげる、アイスクリームツアーだってできてしまうかもしれないぐらいだ。
その中でも、ひときわ群を抜いているのが、七戸にある
手造りジェラート NAMIKI(なみき)
さんだ。
ここは、おいしさはさることながら、ロケーションが最高極まりない。
牧場そのものがお店。
草原の中のログハウスのようなお店で、旬のジェラートを買って、目の前の自然に腰掛けて食べる。
子どもが楽しめる遊具が草原の上にどんとある。年代物のトラクターや重機が並ぶ。
夏にはハンモックも出現する。
客層も、老若男女。お子様づれからカップルさんまで、たくさんの人で賑わう。
シングル250円。ダブルも300円とリーズナブル。
この際、市内にも2号店とか3号店でないのかな〜と思ってたら、
『ここで食べてもらい』ということらしい。というウワサを聞いたことがあるが、
経営者のセンスに、ぐっときてしまった。納得である。
新幹線(七戸十和田駅)にもほど近いので、最後はここにお連れしたいと思っていた。
⌘
ちなみにアイスクリームは、贈答用としてお持ち帰り&宅配便もできる。
1パック1,500円くらいだったと思う。一度、沖縄の友達に送ってあげたことがあり、喜んでもらえた。
お中元にも最適だと思います。
▽9 最後の晩餐はシックスセンスで
ここからは予定外。
せっかくなので、飯でも食おうという流れで、近場で何かを探すことに。
十和田市内まで戻ると遠いし、時間がもったいないので、七戸の中心街へ行ってみることにした。
まったく無知。もはや飲食店があるかも疑わしかった(失礼だけど)ほど、
ちいさな町なのだったが、数店を発見。
その中で、ピンときたのが青緑の奇麗なのれん。
その名も“アラカルトぶるぼん”ほんとにぴんときた。
しかし外観からは何屋さんかわからないのだ。
恐る恐る入ると、手前にテーブル席と少しのカウンターがあって、奥に畳の小上がりのある清潔な居酒屋であった。
これがビンゴでした。
お子様連れにはうれしい、小上がりを陣取り、締めのビールをいただいた。
メニューには、気の利いたアテとバランスのとれた豊富なメニューが並ぶ。量も調度良かった。
モツ煮、焼きそば、アサリバター、餃子、焼き鳥、生レモンスカッシュ(サワーではなくて)
ママさんのつくる、それらはどれも美味しく、最後にお腹を素敵に満たしてくれたのでした。
⌘
地方には、隠れているわけではないけど隠れ家的なお店がたくさんある。
食べログなどで事前に調べようにも、都会とは数が違うので、レビューする人もいないので参考にならないのだ。
ということで、田舎には宝庫がまだまだ隠れていると思う。
そして、帰路へ。
七戸十和田駅に送り、最終電車で東京に戻る友であった。
またねー。
いかがでしたでしょうか。
これが、東京から訪れた客人に向けた観光ツアーなのでした。
短時間で十和田の魅力を詰めると、このようになりました。
新幹線で3時間半ですよ。ぜひ参考にしてみてください。
⌘
前編はこちら