この冬で覚醒した『鍋焼きうどん』というマイブーム。その名も鍋焼きうどなー
よくいく蕎麦屋がある。
齢40を超えると、蕎麦屋に行きたくなる症候群が出てくるように、蕎麦屋に体が向く。
確率でいくと、5回に2回は蕎麦でいいかなとなる。
ずっと行っている蕎麦屋で、冬になると必ず限定メニューの看板が玄関先に出ている『鍋焼きうどん』
ここは蕎麦屋ですけど。と軽いツッコミを入れながら入口を入っていく。
頼むのは大体『鴨南蛮そば』か『鳥あんかけそば』のどちらか。
それ以外はほぼほぼ頼んだことがない。
なのに、その日は、ここ数年見ていた冬限定のそれを、なんとなく頼んでしまったのだ。(サブリミナル効果か)
これが、アレだった。
スイッチというか。始まりというか。
それはまるでエンタメ
頼んで3分も経たないうちに、お膳が運ばれてきた。
『早くね?』
よく見ると、一人用の鍋と小鉢が少々。
よく見ると、鍋の下にコンロがあり、中には固形燃料が見える。
チャッカマンみたいなものを手に持ったスタッフさんが火つけますね。と。
沸騰してきたら「このたまごを入れてください」
天ぷらはお好みで。
卵は早めに入れたい。火が入っていないと嫌だな。
天ぷらは直前で入れよう。
などなど、数分後のプロセスを想像しながら。
待ち時間も楽しい。
超極太麺!
これまでに食べた麺の中でも最高峰クラスの太麺。
これがまた美味しいのなんの。やばい。ずっとずーっと最後まで温かい。
この充実感よ。
聞いてくれ、この音。
見てくれ、このビジュアル。
かまぼこ、しいたけ、なると、おふ、伊達巻、ねぎ、とり肉、太麺、
ここに卵と、エビ天を入れて。
これまでに食べた『鍋焼きうどん』とは一線を画す、別次元の鍋焼きうどんでした。
ここから、僕の鍋焼きうどんの旅が始まるのでした。
それはまた別の時に。
▼お店
麺食処 あんじん亭十和田店
八戸の姉妹店は はっと庵 八日町店
お店にいけない時はこれで我慢
よくコンビニとかで冷凍コーナーに置いてあるあの銀色の容器に入っているうどん!あるじゃないですか。
それの『常温保存できるタイプ』