デザインの翻訳者になりたい、と僕(@suuyoshida)は思っている。
このように言うと、いろいろ語弊があるかもしれない。
翻訳が必要なデザインなんて、そもそも用を成していないのではないか、と。
するどい。
 wilhei / Pixabay
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それでも、デザインにはあらゆる翻訳が必要だと、僕は思っている。
特に、デザインに触れてこずに育ってしまった大人たちや、
これから触れる子どもたちに、その翻訳をしたいと思っている。
それにまず、これほど耳に馴染んだデザインと言う言葉なのだが、
受けとる人によって、その印象は様々だからである。
・ 服飾業界の意味で捉える人
・ 絵を描くんだよね、と思う人
・ なんだか胡散臭いよね? と感じる人
・ アーティストでしょ?
などなど…
間違っていないかもしれないけども、
核心をついてはいない。
もはや、デザインという単語が、一言では言い表せないほどの意味を持つ言葉になってしまっているのだが、
その便利な言葉は、
人類にとって、必要な『行為』である事には間違いない。
デザインとは行為、なのである。
デザインとは行為、なのである。
重要なので、2回言いました。
 Sid74 / Pixabay
Sid74 / Pixabay
そして、「人類にとって」…は、けっして大げさではない。
身の回りを眺めて見て欲しい。
実はあなたのまわりは、デザインで埋め尽くされている。
人間が生活する環境の中で、デザインされていないものを見つける方が、実は難しい。
身につけているもの、食べるときに使うもの、
今手にとって見ている端末、家具、引き出しの中にあるもの、
お風呂、家、睡眠に必要なモノ、移動する手段、
…あらゆるコトモノにデザインという行為が宿っている。
その行為であるデザインのことを、
僕はもっともっと、
みなさんに知ってほしい。と思っているのである。
そして、この行為であるデザインを
知ることで、
使うことで、
とても面白いモノの見方や視点を、
誰もが持つことができるようになるのである。
誰もが。である。
つづく
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											![明日で最後になりました!
【JAGDA Exhibition 2025】 東京ミッドタウン・デザインハブにて、10月26日[日]まで。
本展は、北海道・東北・関東甲信越・東京・中部・関西・中四国・九州の8地域を牽引するベテランから若手まで、計40名による近作を一挙に展示するJAGDA(日本グラフィックデザイン協会)の企画展です。アイハラは、東北地区5名の出展者のひとりとして参加。2023年から直近までのグラフィックワークの近作より、アート関係のプロジェクトをピックアップして展示してます。
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本展の広報ビジュアルは、各地区ごとで作成した8種類のバリエーションとなっています。東北地区では、展覧会の全体テーマ「地熱」に呼応し、「寒さへの抗い」というコンセプトでビジュアルを作成しました。
字と図|[青森] @jitozu_design 
牧野 沙紀[岩手] @makino__saki 
太田 サヤカ[宮城] @little_sa_ya 
Masaru Ishikawa[秋田] @design_mieru 
アイハラ ケンジ[山形] @i_ken 
上記、東北地区5名でそれぞれのデザインモチーフを持ち寄り、最後は岩手の牧野さんに全体をまとめていただきました。
以下は、東北地区のメッセージテキストです。
Message from Tohoku
一見、静かで控えめに映る東北の土地や人々。しかしその内には、寒さとともに生き抜いてきた力強さと熱が息づいています。
全体テーマ「地熱」のもと、チーム東北は「寒さへの対抗や工夫」を出発点に、5人がモチーフを制作。雪形のしみ豆腐、湯気、温泉、縦型信号機、結晶、寒さに耐える人……。そこには寒冷な暮らしの知恵と沸き立つ発想が込められています。
根底に共通するのは「重力」。地中から立ち上る熱、見えぬ重み。土地や暮らしの感覚もまたその力に導かれています。その目に見えない力強さを、荒々しく混沌としたグラフィックで表現しました。
At first glance, the land and people of Tohoku appear quiet and unassuming. But deep within them lies the strength and passion that has allowed them to survive against the cold.
Inspired by the exhibition’s key phrase Geothermal Energy, five members of Tohoku created motifs based on countermeasures and ingenuity against the cold. Snow-shaped stained tofu, steam, hot springs, vertical traffic lights, crystals, people enduring the cold―they are filled with the wisdom and bubbling ideas of life in a cold climate.
The common thread is Gravity. Heat rising from the earth, an invisible weight. Our sense of the land and our way of life is also guided by this force. We have expressed this invisible strength through rough and chaotic graphics.
●東京ミッドタウン・デザインハブ
第116回企画展「JAGDA Exhibition 2025」
会期:2025年10月3日[金]→26日[日]
開場時間:11:00–19:00(会期中無休/入場無料)
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
運営:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
#jagda #展示 #展示会 #デザイン #グループ展](https://jitozu.com/wp-content/plugins/instagram-feed/img/placeholder.png) 
         
 
 
 
 
