『ARうちわ』というモノをデザインしました。
ARって知ってますか?
“拡張現実”と呼ばれるモノです。
現実の世界にプラスアルファで拡張した世界を創り上げてしまうという技術です。
もっと簡単にいえば、普及したみなさんお手持ちのスマートフォン端末を使って、拡張現実を見せる。楽しませる。 というモノです。
この“うちわ”も裏面がAR対応になっていまして、
スマートホンをうちわにかざすと…
あら、不思議、静止画のはずの金魚たちがたちまち動きだします。
ちなみにこの上の写真、画面上でも反応しますので
『mue Alive! 』というアプリをダウンロードした上で、
スマホをかざしてみてください。動き出します。
▼動画で捉えたモノを発見しましたので、ぜひご覧ください。
見た方が話が早いですね。
さらに、この“うちわ”は、見本帳としての機能を併せ持っていまして、
・表面がきらきらした紙素材:アルグラスと、
・AR技術
を紹介するツールとなっています。
『夏』『涼しい』『アルグラスのきらきら感』『うちわの丸い形状』ということで、
『金魚』『金魚鉢』の絵作りに辿り着きました。
うちわ裏面のAR面の金魚の中にビットマップのような金魚が1匹いますが、
これは、あえての表現です。
というのは、QRコードのようなモノを入れておかないと、
人は、スマートホンを向けようと思わないからなんですね。
こういうポイントはデザインする時には、見落としてはいけないところです。
ARの技術は高くなってきており、本来ならばわざわざ眼にうつる『分かりやすいコード』を配置しなくても、ARは反応するんです。
なぜか…
これはカメラ側(読み取り側)が“特長点”で読み取っているからです。
特長点とは、線と線が交差しているところの点が、複数あることで差別化できる、まさに特長のある点のこと。
技術は進むものの、必ずしも高い技術だけで良いわけではなく、
『人に分かりやすくする』配慮が大切なんですね。
暑い日には、ARうちわで、体感温度が下がるかもしれません。
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イラストレーターには、田中修一郎さんにお願いしました。
日本らしさを表現するなら、欠かせない存在です!
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『初音ミクのARライブ』
先日話題になっていたARを使ったイベント。面白いです。
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