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終戦記念日が近いので、少し考えてみる『ヒロシマ・アピールズ』ポスター2021を買ってみた。

終戦記念日が近いので、少し考えてみる『ヒロシマ・アピールズ』ポスター2021を買ってみた。

生まれてこの方一番度肝を抜かれたポスターデザイン『ヒロシマ・アピールズ』 初回版の1983年|亀倉雄策デザイン『燃え落ちる蝶』を見たときには、衝撃を受けたのを覚えています。
確かあれは、20年くらい前の多摩美の学生だった頃です。無知な僕に、友達が教えてくれたのです。
 
そして、2021年版|大貫卓也デザインが発表。 これがまた、すごいのです。
大貫卓也さんといえば、としまえんの広告。覚えている人たくさんいるのじゃないかな。
でも今回のポスターは、ふざけられないですよね。そこをうまく表現されているのが、すごい!のです。
ARを使ったポスターで、スマホをかざすと、動画が走るのです。
かなり、エモーショナル。
 
https://www.youtube.com/watch?v=4_ZVZOPFRzc
 
 
終戦記念日の近いこの時期。一年に一回くらいは、長崎やヒロシマに墜とされた原爆のこと、戦争のことを思い出したり、考えたりしてもいいのかなと思うのです。
 
実は、私は、毎年、密かにこのポスターを楽しみにしています。
それはなぜかというと、歴代のそうそうたるデザイナーが、このヒロシマ・アピールズのポスターを手掛けているからです。
つまり、同じテーマで作られたデザインを比較できます。
 
誰が、どんな事を盛り込み、削ぎ落とし、表現しているのか。
これほどに、勉強できるツールは、他にないのではないかと。
 
そんな中で、僕が一番好きなポスターは、初回の亀倉デザイン。
その次が、今回の大貫デザインです。
 
みなさんは、誰のデザインがぐっときましたか?
 
▼ヒロシマ・アピールズ1983|亀倉雄策 http://hiroshima.jagda.or.jp/appeals_about.html
▼ヒロシマ・アピールズ2021|大貫卓也 http://hiroshima.jagda.or.jp/appeals_year.html
 
 
 
 
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